2022年4月20日
平治岳の『ミヤマキリシマ』を守ろう! ~植生保護&登山道整備活動を実施しました~
九電みらい財団は、坊ガツル湿原(大分県竹田市)一帯で環境保全活動に取り組んでいます。
2022年度の最初の取り組みは、九州電力の社有地でもある平治岳(ひいじだけ)の「ミヤマキリシマ」植生保護活動です。この「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
4月9日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。今回も地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など、約90名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
2022年度の最初の取り組みは、九州電力の社有地でもある平治岳(ひいじだけ)の「ミヤマキリシマ」植生保護活動です。この「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
4月9日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。今回も地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など、約90名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
この日は、雲ひとつない春空の中での活動となりました。
新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用、検温の実施、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、できる限りの対策を講じたほか、朝の事務連絡も事前周知を徹底することで手短かに済ませました。
皆さまには、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れたり、各々手に持っていただき、いざ出発です。
新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用、検温の実施、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、できる限りの対策を講じたほか、朝の事務連絡も事前周知を徹底することで手短かに済ませました。
皆さまには、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れたり、各々手に持っていただき、いざ出発です。
今回の活動場所は、標高約1,640mの平治岳本峰山頂付近です。
参加者の皆さまは、先月(3月)の野焼きによりまだ焼け跡が残る坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら現地に向かいました。
約1時間半で中継地点の大戸越(うとんごし)までたどり着き、しばしの休憩をとりました。
参加者の皆さまは、先月(3月)の野焼きによりまだ焼け跡が残る坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら現地に向かいました。
約1時間半で中継地点の大戸越(うとんごし)までたどり着き、しばしの休憩をとりました。
休憩後は、気持ちを入れ替えて、平治岳本峰山頂まで登山再開!
ここからは、ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれて登ります。
ミヤマキリシマ植生保護班は約30分の登山を終え、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、約5~11年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切ハサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
ここからは、ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれて登ります。
ミヤマキリシマ植生保護班は約30分の登山を終え、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、約5~11年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切ハサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
また、今回も登山道の整備を実施。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
今回も、過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。今回も、若手精鋭部隊の皆さまを中心にご協力いただき、作業も無事に完了することができました。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
今回も、過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。今回も、若手精鋭部隊の皆さまを中心にご協力いただき、作業も無事に完了することができました。
すべての作業は約1時間半で終了。
参加者は、青空のもとで持参したお弁当を食べ休憩したほか、平治岳本峰山頂(1643m)まで足を延ばして絶景を楽しんだりした後、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
ご参加いただいた皆さま、大変お疲れさまでした。
今年の春もピンク色のきれいな花が平治岳一面に咲いてくれることを期待しています♪
皆さまもミヤマキリシマの開花シーズンには、ぜひ足をお運びください!
※昨年度のミヤマキリシマ開花状況については、一番下のリンクをご覧ください。
次回は、7月に坊ガツル湿原の「希少植物保護活動」を行います。こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに~
参加者は、青空のもとで持参したお弁当を食べ休憩したほか、平治岳本峰山頂(1643m)まで足を延ばして絶景を楽しんだりした後、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
ご参加いただいた皆さま、大変お疲れさまでした。
今年の春もピンク色のきれいな花が平治岳一面に咲いてくれることを期待しています♪
皆さまもミヤマキリシマの開花シーズンには、ぜひ足をお運びください!
※昨年度のミヤマキリシマ開花状況については、一番下のリンクをご覧ください。
次回は、7月に坊ガツル湿原の「希少植物保護活動」を行います。こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに~