育Men's 倶楽部ながさき

パパのがっこうinながさき

  • 成人女性

    育児の大変さをパパたちにわかってもらえるだけでも大きく違ってくると思います。

  • 父親も子育てをするもの。どう接していいかわからないお父さんのため頑張ってください 。

    成人男性
  • 中年女性

    パパの子育て参加賛成!母親まかせはダメ。これからの時代は一緒に。が基本。がんばれパパ!

子育て支援
団体プロフィール

育Men's 倶楽部ながさき

仕事と育児を楽しむために「パパ友」を作り、子育ての楽しさやギモンをシェアし、いろんな方々と「ゆるやかなつながり」を広げることを目的としています。
働きながら子育てしている30代~40代のパパを中心に、毎月の定例会で子育ての情報交換をしたり、家族ぐるみでバーベキューをしたりして交流しています。
長崎県男女共同参画審議会委員をしたり、長崎市子育て支援課と一緒に子育てパパ講座を開いたり、ファザーリング全国フォーラムで長崎の状況を報告するなど行政や他のNPOと協働することもあります。
2010年3月に長崎市内の子育て支援センターを運営するNPO法人の内部団体として、子育て支援センター利用者のパパたちが設立した任意団体です。



 

活動内容について教えてください。

子どもと子育て支援センター行ってもスマホをいじるだけで、他の子どもやパパと関わりを持とうとしないパパもいます。私たちが声をかけても一緒に遊ばないパパもいます。
そこでパパの役割を学び、子育ての楽しさを知り、楽しく交流することを目的とした「パパのがっこうinながさき」を開きました。
東京のNPO法人ファザーリングジャパン、絵本の読み聞かせをしている大村市のえほん侍、長崎市のパパズパワーといった他のパパ団体と協働しました。
100名近くの家族連れが参加したこの催しは、パパを楽しむための講座で学び、絵本の読み聞かせとギターとダンスパフォーマンスがコラボした絵本ライブで楽しみ、パパサロンで交流しました。ママたちはストレッチ教室でリラックスし、ママサロンで交流しました。
翌日、参加したママから「今朝、パパが自分で朝ご飯の支度をしました!パパがちょっと変わりました!」と嬉しいお知らせがありました。
また、3カ月連続で長崎市内の子育て支援センターやボランティア団体と協働して家族ぐるみの交流会を開き延べ139名が交流しました。連続して参加したパパもいます。活動が広がり長崎市の隣の長与町で2月に町役場とパパ交流会を開きました。



 

どのような思いで活動していますか。

「仕事のため、一度も子どもの授業参観に行ったことがない。」と、あるパパから聞いて驚きました。仕事は他の人でもできるけど、その子にとってパパは世界でひとりだけ。長崎の男性はもう少しパパの顔を出していいと思います。
せっかく「パパ」という役割を貰ったのだからパパを楽しまないともったいない。
子どもは10歳頃なると、親から愛情を与えられる贈与の関係から、友達同士で助け合う互恵の関係にシフトしていきます。パパが子どもとたくさん遊んだり話したりできるのはここまで。つまり子育ては「期間限定のプロジェクト」なのです。一度過ぎたこの時間はもう戻ってきません。人生100年の時代に貴重な期間限定プロジェクトに参加できない・しないことは、パパ自身が豊かな人生を手放しているように見えます。
不登校児の支援をしているボランティア団体の方から「不登校の子どものパパの多くが子育てに関わっていない。」というお話を聞きました。
パパの存在は大きいと思います。
一方で、子どもと積極的に関わろうと子育てに悩み、仕事と家庭のバランスで奮闘しているパパもいます。一人で抱え込まず多くのパパたち、ママたちに相談してパパを楽しんでほしいと思います。



 

今後の展望や目標を教えてください。

長崎市内に11カ所ある各子育て支援センターが定期的にパパ交流会を開催できるようサポートしていきます。
「パパのがっこうinながさき」の課外授業として、2018年12月に子育て支援センターさんと協働してパパ交流会を開き、家族連れ70名が一緒に遊び、子育てについて悩みを話したり、子どもとの楽しい思い出を話したりしました。  
こちらのセンター長さんから「いつも利用しているママたちに『パパも連れてきて』と誘ったらこんなに多くのパパが来てくれました。パパたちも他のパパと繋がりたいというニーズがあるんですね。これから子育て支援センターで定期的にパパ交流会を開きたいです。」というお話を聞き、このセンターにとって新しい活動のきっかけとなりました。
また、転勤などで長崎に来て知り合いがおらず、「孤育て」に陥りがちなパパママたちを支援したいと考えています。
子育てしてるパパたちのニーズは見えないだけで必ずどこかにあります。
当団体はそのようなニーズをキャッチし、パパたちが集まり、話せる場を長崎市内にたくさん作っていきたいと考えています。
活動だけでなく、必要に応じて当団体の規模と活動をリバランスすることも忘れないようにします(笑)。




 

本記事をご覧いただいている方々へのメッセージを自由にどうぞ。

『パパを楽しもう!』
 
正しいパパを目指していると、「一」つ間違っただけで「止」まってしまいます。
パパを楽しめば、仕事も仕事以外のことも楽しくなります。
時にはビジネスパーソン、時には友達、時には息子、時には兄弟。
自分のいろんな役割を楽しむのと同じように、パパを楽しみましょう。
 
あなたの街でも他のパパと話したり、遊んだりする関係を作りましょう。
ママに声掛けしてもらうと始めやすいです。
スタートは3人から。
 
育Men’s倶楽部ながさき


【回答者】事務局 関根 志朗

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