ステージ中津491

未来を背負う子どもたちへ、夢、未来「第10回職人フェスティバル」

  • 成人男性

    地元の特産品の製造・職人体験を通じた未来の人材育成に共感を持てました。是非頑張って継続して頂きたい。

  • 地元産業を継承していくことは簡単ではありません。
    子どもたちにとっても、学校では習うことができない技術を習得する有意義な試みだと思います。

    成人女性
  • 中年男性

    「もの作り」は産業の基本であり、日本のお家芸。日本の伝統文化を担う人材作りへつなげる活動として期待しています。

さまざまな体験を通じた次世代育成
団体プロフィール

ステージ中津491

中津市は、下毛郡と合併をして、面積が約9倍(491.53㎡)になりました。地域一体となって地域の活性化に貢献したいと言う思いで、平成21年に立ち上げをしました。合併した面積に由来して、全体を元気にしようと名前は「ステージ中津491」としました。団体の仲間の皆もいろいろな業種があり、みんなの力で多くの地域の方々と連携をして、地域を元気にしたいとの思いとこの地域の未来を背負って行くのは子供達です。頭で学ぶ事も大事ですが、人間の心の成長や楽しい人間関係を経験して、大人になる子供たちが少なくなって来たように感じ、その為には地域でたくましい子供を育てようと多くの仲間と行政も巻き込んで活動をしています。



 

活動内容について教えてください。

私は一度途絶えた中津の和傘を、独学で復活させた経験があります。その経験から、現代の子どもは成長する中で、ものづくりや人との関わりを経験することが少なくなっていることに気がつきました。そこで、子供の時にいろいろな経験や人と接触させる事の必要性を感じ、地域でたくましい子供を育てようと、第1回「職人フェスティバル」を平成21年に始めました。日本は経済成長も勢いは無く、少子高齢化で将来が大変な時代になるようで、これからの地域をいくら活性化しても、将来を背負って行くのは子供たちです。逞しく元気のある子供達を地域で育てようと言う事で、第10回目の昨年から中津市との共催になり行政も、地域での子育てに参加するようになりました。参加する職人さん達も1回目は23ブースから、10回目は80ブースぐらいになり多くの子供たちが参加します。それともう一つの活動は、今ある中津城が全国で唯一民間が所有していますが、県境を越えて地域の連携をしようと福岡県側と大分県側で協力をして、お城の下に約2万個の紙とうろうで地上絵を描く「中津 城あかり」も開催しています。



 

どのような思いで活動していますか。

日本は経済成長も勢いが無くなり、少子高齢化で将来が大変な時代になるようで、多くの高齢者も含めて明るい未来をその地域で創る事が大事です。又、何もかも効率化される中で、災害等の事も考えて、日頃から多くの方々と連携をする事の大事さを知ってもらう事です。そして連携の地域も広げて行く事も大事です。と言うのはこの地域は大分県と福岡県との行政の壁もありますが、その壁を超える活動も大事で、日頃から県境を越えての地域連携をしようと福岡県側と大分県側で協力をして地域の力を広範囲に広げて行きたいと思います。そういう連携こそ災害等の時にこそ力も発揮できると思います。
又、他の地域が成功した事真似をして成功するようでしたら世界中が成功します。そうは行きません。地域で何か光るモノを見つけて、発信する事も大事です。
そしてその地域をいくら活性化しても、日本や地域の将来を背負って行くのは子供達です。子供達がその成長過程でいろいろと経験する事で逞しく元気のある子供達を地域で育てようと言う事が明るい未来につながる事です。少しで高齢者が元気になる事と、逞しい子供達が育つようにと言う思いです。



 

今後の展望や目標を教えてください。

世界の変化が早く、グローバル化の社会で大事な事は、行政も含めたいろいろな機関・企業等や地域との連携をして、日頃から地域の方々をもっと巻き込み、災害等等いろいろなパニックになるような時こそ、日頃の活動での連携が生きて来ると思います。そう言う意味で、ステージ中津491は、発足から地域での子育てと地域の活性化です。現代社会は少子高齢化の時代です。日本の未来を背負って行く逞しい子供達と、日本の高度成長を支えてきた多くの高齢者の方を地域で見守り、安心して生活できるような地域を目指す為にも、合併をして田舎の方の過疎化はどんどん進んでいる中、その為にも中心になる中津駅周辺を多くの人が集まって生活できるような活性化も大事な目標です。
ステージ中津491も、たくましい多くの方々のご協力で毎年活動をしていますが、発足をして10年を過ぎて、だんだんみんな年を取って来ています。いろいろやって来た事を若い世代の人をもっと増やして、継続できる組織にもして行かなければなりません。その為にも活動に参加して来た子供達も、青年になって来ているので、ステージ中津491に加入して一緒に活動をして行こうと思います。




 

本記事をご覧いただいている方々へのメッセージを自由にどうぞ。

口先より行動で、地域で元気な高齢者と逞しい子供達を育てよう!
最近の現代社会では、いろいろと想像できない事が起こり、災害も多くなり、日本だけでなく世界的に将来に不安が出て来ています。社会の変化も早く対応して行く事も大変ですし、人間関係も希薄になりいろいろと心配です。一番必要な事は、明るい将来に向かって行く子供達が安心できる社会を作る為に、もう一度原点に帰って、自分たちが生活している地域で、その為に出来る事柄を、口先だけでなく行政・企業等はじめ多くの方々と連携をして、未来を背負って行く子供達がたくましく成長できるように、地域で子供達を育てる社会を目指す事です。それと100歳時代だと言われる時代が近づいています。元気な高齢者が多くなるように多くの人々と接する事で明るい社会を目指しましょう。


【回答者】代表 今吉 次郎

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