2021年11月22日
平治岳の「ミヤマキリシマ」を守ろう! ~植生保護&登山道整備活動を実施しました~
九州各地の高山に自生する「ミヤマキリシマ」。実は、世界でも九州にしか分布していない希少な植物なんです。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎え、一斉に花を咲かせる様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
11月13日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。今回も地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など、約90名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎え、一斉に花を咲かせる様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
11月13日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。今回も地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など、約90名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
この日は、強い寒気の影響により、気温が低く数日前に降った雪がまだ残っている中での活動となり、過去の活動の中で1番寒い活動となりました。
新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用、検温の実施、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、できる限りの対策を講じたほか、くじゅうネイチャーガイドクラブの増田様から登山時の注意事項や準備運動もしっかりとレクチャーして頂きました。
皆さまには、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れて、いざ出発です。
新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用、検温の実施、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、できる限りの対策を講じたほか、くじゅうネイチャーガイドクラブの増田様から登山時の注意事項や準備運動もしっかりとレクチャーして頂きました。
皆さまには、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れて、いざ出発です。
今回の活動場所は、標高約1,630mの平治岳本峰斜面です。
参加者の皆さまは、ススキ原野の広がる坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら現地に向かいました。
約1時間半で中継地点の大戸越(うとんごし)までたどり着き、しばしの休憩をとりました。
参加者の皆さまは、ススキ原野の広がる坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら現地に向かいました。
約1時間半で中継地点の大戸越(うとんごし)までたどり着き、しばしの休憩をとりました。
休憩後は、気持ちを入れ替えて、平治岳本峰山頂まで登山再開!
ここからは、ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれて登ります。
ミヤマキリシマ植生保護班は約30分の登山を終え、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、約10年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
ここからは、ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれて登ります。
ミヤマキリシマ植生保護班は約30分の登山を終え、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、約10年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
また、今回も登山道の整備を実施。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
今回も、過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。今回も、若手精鋭部隊の皆さまを中心にご協力いただき、作業も無事に完了することができました。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
今回も、過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。今回も、若手精鋭部隊の皆さまを中心にご協力いただき、作業も無事に完了することができました。
すべての作業は約1時間で終了。
参加者は、持参したお弁当を食べ休憩したほか、平治岳本峰山頂(1643m)まで足を延ばして絶景を楽しんだ後、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
ご参加いただいた皆さま、大変お疲れさまでした。
年内の坊ガツル湿原一帯の環境保全活動はこれで小休止。次回は来年3月に坊ガツル湿原の「本焼き」を行います。こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに~
参加者は、持参したお弁当を食べ休憩したほか、平治岳本峰山頂(1643m)まで足を延ばして絶景を楽しんだ後、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
ご参加いただいた皆さま、大変お疲れさまでした。
年内の坊ガツル湿原一帯の環境保全活動はこれで小休止。次回は来年3月に坊ガツル湿原の「本焼き」を行います。こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに~