くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2021年10月6日

美しい湿原をみんなで守ろう‼ ★坊ガツル湿原で「輪地切り」を行いました★

坊ガツル湿原へ!

坊ガツル湿原へ!

坊ガツル湿原は、毎年春に実施する「野焼き」により灌木や雑木を焼き払い、害虫を駆除し、植物の新しい芽吹きを促すことで、湿原としての環境を維持しています。10月2日、新型コロナウイルスの影響により約1か月半遅れとなりましたが、「野焼き」の準備作業である「輪地切り」を実施しました。10月に作業を行うのは過去に経験がありませんでしたが、今回も、地元の自治体や企業・団体で構成された「坊ガツル野焼き実行委員会」と、九電グループの社員・家族などのボランティア132名にご参加いただき、実施しました!(野焼き作業は危険を伴う作業ですので、参加者の一般募集は行っておりません)

当財団の辻代表理事の挨拶

当財団の辻代表理事の挨拶

新型コロナ対策は念入りに行います

新型コロナ対策は念入りに行います

ソーシャルディスタンスを確保しながら事務連絡

ソーシャルディスタンスを確保しながら事務連絡

「輪地切り」は、毎年春に行う「野焼き」の準備の一つで、野焼きの火が周囲に延焼しないよう防火帯をつくる作業です。参加者は5班に分かれて、防火帯となる湿原の周囲4kmに亘り10mほどの幅を、刈払機を使って草を刈っていきます。
この日は快晴で、10月としては気温も高くなり、参加者の皆さんは重い刈払機を抱えて懸命に草を刈り続けたり、刈った草を熊手でまとめたりと、大粒の汗を流しながら一生懸命取り組んでいただきました。作業中は熱中症にならないように30分ごとに休憩して頂き、水分補給も適宜行いました。

作業手順や安全管理についてリーダーから説明

作業手順や安全管理についてリーダーから説明

長く伸びた草を刈っていきます

長く伸びた草を刈っていきます

刈った草は熊手などを使って均していきます

刈った草は熊手などを使って均していきます

周囲を確認しながら安全作業に努めました

周囲を確認しながら安全作業に努めました

皆さまのおかげで見事な「輪地」できました!

皆さまのおかげで見事な「輪地」できました!

無事に作業が終わりました!

無事に作業が終わりました!

暑い中でしたが、みんなで力をあわせた結果、予定どおり約2時間で作業を終了しました。

10月の活動となりましたが、足元にはリンドウの花がきれい咲いていました!!

10月の活動となりましたが、足元にはリンドウの花がきれい咲いていました!!

この日刈った草を乾燥させた後に火を点ける「輪地焼き」の作業を終えると防火帯の完成です。この「輪地焼き」は10月中旬を予定していますので、こちらも実施後に報告いたします。どうぞお楽しみに!