くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2018年7月14日

坊ガツル湿原の希少植物を守ろう!~外来植物の駆除活動を実施しました~

7月14日、大分県竹田市の坊ガツル湿原で「外来種駆除活動」を行いました。この活動は坊ガツル湿原に生息する「コウライトモエソウ」や「クサレダマ」など、絶滅の危機に瀕している植物の生態系を守るため、もともとこの場所にいなかった植物(外来植物)を駆除するものです。
この日は、九重の自然を守る会をはじめとする地域の皆さんのほか、九電グループの社員・家族など、約80人が参加し、4班に分かれて、外来植物を根ごと抜き取る作業を行いました。

出発式で、活動内容について説明

出発式で、活動内容について説明

九州電力㈱の早田大分支社長からご挨拶いただきました

九州電力㈱の早田大分支社長からご挨拶いただきました

今回は「ヒメジョオン」を中心に駆除を実施。九重の自然を守る会の方々のご指導のもと、参加者の皆さんには1本1本手で丁寧に抜き取っていただきました。ここのところ気温が高い日が続いていたことから、参加者が熱中症になるのではないかと心配していましたが、適度な休憩と水分補給をこまめに行うことで、無事に作業を進めることができました。

手前に咲いているのがヒメジョオンです

手前に咲いているのがヒメジョオンです

班に分かれて作業開始!

班に分かれて作業開始!

暑い中、お疲れさまです

暑い中、お疲れさまです

親子で仲良く作業中

親子で仲良く作業中

上手にできました!

上手にできました!

種が落ちないようにビニール袋へ

種が落ちないようにビニール袋へ


約2時間の作業を終えた後は、お待ちかねの昼食タイム。
山々に囲まれながら、坊ガツルのキャンプ場でおいしいお弁当をいただきました。
 

ようやく昼ごはん(しかし暑いな~)

ようやく昼ごはん(しかし暑いな~)

今日のお弁当。いつもとなんか違う?

今日のお弁当。いつもとなんか違う?

昼食後は、出発地点に戻る途中で、九重の自然を守る会の皆さまによる自然観察会を実施。
コウライトモエソウやホタルブクロなど、かわいらしい植物を見つけて、この日の活動が終了しました。

帰り道では植物観察です

帰り道では植物観察です

ハンカイソウ

ハンカイソウ

コウライトモエソウのつぼみ

コウライトモエソウのつぼみ

短い時間での活動でしたが、自然の雄大さを感じることのできたひとときでした。
特に、家族や夫婦でご参加いただいた皆さまには、夏の日のすてきな思い出になったのではないでしょうか。
 
九電みらい財団では、この他にも野焼き活動など湿原の保全活動に地域の方々と取り組んでまいります。皆さんもこの美しい坊ガツル湿原に是非お越しください!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました