くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2017年10月11日

美しい湿原を守ろう! ~坊ガツル湿原で「輪地焼き」を実施しました~  

坊ガツルの春の風物詩「野焼き」の準備作業である「輪地焼き」。雨の影響で延期が続いていましたが、10月9日にようやく実施することができました!
今回も、地元の自治体や企業、団体で構成する「坊ガツル野焼き実行委員会」の皆さんのほか、九州電力グループの社員・家族など約130人にご参加いただきました。

出発式で作業内容を説明

出発式で作業内容を説明

安全に作業ができるよう、班ごとに手順を確認

安全に作業ができるよう、班ごとに手順を確認

輪地焼きは8月下旬に草刈り(輪地切り)を行ったエリアを焼くことで、野焼きの延焼を防ぐ防火帯を完成させる作業です。各班のリーダーが火を入れ、他のメンバーは火が燃え広がらないよう水をかけて消火します。

まずは枯草を寄せ集めて・・・

まずは枯草を寄せ集めて・・・

枯草で火が通るレールを作ったあと・・・

枯草で火が通るレールを作ったあと・・・

枯草のレールに火をつけていきます

枯草のレールに火をつけていきます

数日前に降った雨の影響で、一部草が湿って火がつきにくい箇所もありましたが、熊手やフォークを使って草をかき集め、風にさらして乾かすことで、効率的に作業を進めることができました。

 煙がすごい!

 煙がすごい!

湿原一円を帯状に囲みます

湿原一円を帯状に囲みます

湿原のあちこちから煙が立ち上ります

湿原のあちこちから煙が立ち上ります

多くの方にご参加いただいたこともあり、作業は予定どおり2時間で終了!スムーズに作業を進めることができました。作業後は、おなじみのお弁当をいただいた後、全員で大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
 

久々の「今日のお弁当」

久々の「今日のお弁当」

秋の山々に囲まれて最高の昼ご飯ですね~

秋の山々に囲まれて最高の昼ご飯ですね~

輪地切りから約1か月半かかりましたが、なんとか輪地焼きが完了。4回も延期したにもかかわらず、今回も多くの方に活動にご参加いただき、ありがたい限りです。輪地焼きが終われば、あとは来年春の「本焼き」を待つのみです。
この日は夏の暑さが戻ってきたようなお天気でしたが、これからは気温が下がり、坊ガツルは一層秋らしくなります。山吹色に染まる坊ガツルにぜひお出かけください!
 

ご参加いただいた皆さま、お疲れさまでした!

ご参加いただいた皆さま、お疲れさまでした!