2017年8月27日
美しい湿原を守ろう! ~坊ガツル湿原で「輪地切り」を実施しました~
くじゅう坊ガツル湿原野焼き活動の準備作業である「輪地切り」を8月27日に実施しました。当初26日の実施を予定しており、約150人もの参加者が集まりましたが、雨が強くなり、雷の危険があったため、作業は翌日に延期となりました・・・
(集合場所までお越しいただいた皆さま、申し訳ありません・・・)
翌日27日は一転していいお天気に!延期したにもかかわらず、地元の自治体や企業、団体で構成する「坊ガツル野焼き実行委員会」の皆さんのほか、九州電力グループの社員やその家族など、約90名のボランティアにご参加いただきました!
(集合場所までお越しいただいた皆さま、申し訳ありません・・・)
翌日27日は一転していいお天気に!延期したにもかかわらず、地元の自治体や企業、団体で構成する「坊ガツル野焼き実行委員会」の皆さんのほか、九州電力グループの社員やその家族など、約90名のボランティアにご参加いただきました!
「輪地切り」は、毎年春に行う「野焼き」の準備の一つで、野焼きの火が周囲に延焼しないよう防火帯をつくる作業です。防火帯となる湿原の周囲10mほどの幅を、刈払機を用いながら草を刈っていきます。参加者は5班に分かれて作業を行いました。
作業中は厳しい暑さに苦しめられましたが、参加者の皆さんには重い刈払機を抱えて懸命に草を刈り続けたり、刈った草を熊手でまとめたりと、大粒の汗を流しながら一生懸命取り組んでいただきました!
作業は約3時間で終了。少し時間はかかりましたが、皆で力を合わせて全長4kmもの大きな帯状の輪の草刈りを終えました。終了後はキャンプ場で昼食。食事後全員で大船林道終点まで引き返して、この日の作業を終えました。
暑さに加えて、実施日の延期に伴い遠方から2日間とも駆け付けた人も多く、「例年の輪地切りよりキツかった~」と感じた方も多かったかも。でも大変だった分、作業が終わった後に時折吹くさわやかな風が心地よい坊ガツル湿原でした。
暑さに加えて、実施日の延期に伴い遠方から2日間とも駆け付けた人も多く、「例年の輪地切りよりキツかった~」と感じた方も多かったかも。でも大変だった分、作業が終わった後に時折吹くさわやかな風が心地よい坊ガツル湿原でした。
この日刈った草を乾燥させた後に火を点ける「輪地焼き」の作業を終えると防火帯の完成です。この「輪地焼き」は2週間後を予定していますので、実施後にこのページで報告いたします。どうぞお楽しみに!