2016年10月19日
森の空気は心地よい!~二日市小学校4年1組の皆さんに来ていただきました~
二日市小学校の4回目である10月19日は、4年1組のみなさんにお越しいただきました。
元々予定していた日程から台風により延期となっていたため、この日はお天気に恵まれて一安心!
「くじゅう九電の森」で森の役割、森の適切な管理や地球温暖化などについて 楽しく学んでいただきました。
「森林観察」では、「くじゅう九電の森」を散策しながら様々な植物を見たり触ったりして、森と触れ合ってもらいます。
途中、「群状択伐」をしている場所では、木の生長を観察!
20年ごとに小さな面積の伐採を行う「群状択伐」をすることによって、景観もよく、様々な動植物が住みやすい森になるのです。
子供たちは、植物の名前を覚えたり、キノコやドングリを見つけたりして、とても楽しそうでした。
「林業体験」では、間伐する木を選ぶところから子供たちが行います。
ヒノキを選んだ班では、切りながら「いい香り!」「お風呂みたいな香りがする!」と大喜びでした。
切り倒したあとは、年輪の数を数えたり、葉を観察したりしました。
「森の工作」では、間伐材を使って鉛筆と黒板をつくりました。
自然の木を使った工作なので、世界にひとつだけの作品です!
後日いただいたアンケートには、この日に作った作品について、「たからものです」と書いてくれた子がいて、とても嬉しくなりました。
今回で、二日市小学校の4年生全員に「くじゅう九電の森」へお越しいただいたことになります。
二日市小学校のみなさんには、九州電力株式会社 福岡南営業所の協力のもと、往復のバス車内でも、地球温暖化や省エネについて勉強していただきました。
都会に住んでいると、自然と触れ合う機会が少ないと思いますが、これをきっかけに、自然を大切にする心を養ってもらえたら嬉しいです。
【当日のプログラム】10:20~14:40
午前 | 森の講話 土壌透水実験 |
・地球温暖化の現状や森の役割等について学ぼう! ・森の役割「水源涵養機能」について実験しよう! |
林業体験 | ・間伐の必要性と手法を学ぼう! ・間伐作業を体験しよう! |
|
昼休み | 昼食 | |
午後 | 森の工作 | ・間伐材を使って、「森のえんぴつ」を作ろう! |
森林観察 | ・森の中を散策しながら、生物多様性や木の生長について学ぼう! |