2025年4月17日 NEW
2025年度春 平治岳の『ミヤマキリシマ』植生保護活動を実施しました !!
2024年度秋に引続き、九州電力の社有地でもある平治岳(ひいじだけ)の「ミヤマキリシマ」植生保護活動を実施ました。当活動は、2011年から始まり、毎年春と秋に活動を継続しており今年で15年目を迎えます。
4月12日(土)に実施した今回の活動では、環境省、地域の自治体や団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの従業員とその家族など98名の皆さまにご参加いただき、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。
「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護と登山道の崩落を防ぐ水切り板の整備活動を行っています。
この地道な活動の継続により、2023年10月、平治岳の一部が環境省より「自然共生サイト」に認定されました。
※「自然共生サイト」とは、民間の取組み等によって、生物多様性の保全が図れている区域を、国(環境大臣)が認定
する区域のことです。
4月12日(土)に実施した今回の活動では、環境省、地域の自治体や団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの従業員とその家族など98名の皆さまにご参加いただき、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。
「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護と登山道の崩落を防ぐ水切り板の整備活動を行っています。
この地道な活動の継続により、2023年10月、平治岳の一部が環境省より「自然共生サイト」に認定されました。
※「自然共生サイト」とは、民間の取組み等によって、生物多様性の保全が図れている区域を、国(環境大臣)が認定
する区域のことです。
この日は、雨が心配されましたが、過ごしやすい気候での登山となり、また、平治岳の麓「大戸越(うとんごし)」到着して以降は、時折強く吹く風で寒さを感じながらの作業となりました。
参加者の皆さまは、大船林道終点駐車場にて、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベル等の作業で使用する資機材をリュックに入れたり、資機材を入れた背負子(しょいこ)を背負い、準備ができたら、いざ出発です。
まだ、野焼きの跡が残る中でも、春の芽吹きを感じられる坊ガツル湿原を経由しての登山となり、適宜休憩をしながら大戸越に向かいました。
まだ、野焼きの跡が残る中でも、春の芽吹きを感じられる坊ガツル湿原を経由しての登山となり、適宜休憩をしながら大戸越に向かいました。
ノリウツギ等の伐採班は3班構成で、登山道の上りと下りに分かれて、ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギ等の伐採作業を実施しました。
今回も、数年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、定期的に休憩を取りながら太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず苦労しましたが、作業リーダーの指示を受けて安全に作業しました。
今回も、数年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、定期的に休憩を取りながら太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず苦労しましたが、作業リーダーの指示を受けて安全に作業しました。
登山道整備班は従来工法班2班と新工法班3班構成で実施。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いたミヤマキリシマが踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、既存の損傷している水切り板の補修をしたり、新たに水切り板を設置したりしていきます。
従来の施工技術に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。参加者の皆さまにご協力いただきながら作業も無事に完了(従来工法7箇所、タイバックアンカー工法3箇所)することができました。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いたミヤマキリシマが踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、既存の損傷している水切り板の補修をしたり、新たに水切り板を設置したりしていきます。
従来の施工技術に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。参加者の皆さまにご協力いただきながら作業も無事に完了(従来工法7箇所、タイバックアンカー工法3箇所)することができました。
作業を終え、大戸越に下山した参加者の皆さまは、お昼ご飯を食べてしばし休憩を取りました♪
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!
毎年、5月下旬から6月上旬にミヤマキリシマの開花時期を迎えます。
鮮やかなピンクに色づく平治岳が待ち遠しいです。
皆さまも、開花シーズンに、是非足をお運びください!!
毎年、5月下旬から6月上旬にミヤマキリシマの開花時期を迎えます。
鮮やかなピンクに色づく平治岳が待ち遠しいです。
皆さまも、開花シーズンに、是非足をお運びください!!