2024年11月18日 NEW
2024年度秋 平治岳の『ミヤマキリシマ』植生保護&登山道整備活動を実施しました !!
九州電力の社有地でもある平治岳(ひいじだけ)の「ミヤマキリシマ」植生保護活動及び登山道整備を実施ました。
当活動は、2011年から始まり、毎年春と秋に活動を継続しており今年で14年目を迎えます。
11月9日(土)に実施した今回の活動では、環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの従業員とその家族など、59名の皆さまにご参加いただき、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や登山道の整備を行いました。
「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物で、大分県の準絶滅危惧種に指定されています。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
この地道な活動の継続により、昨年10月、平治岳の一部が環境省より「自然共生サイト」に認定されました。
※「自然共生サイト」とは、民間の取組み等によって、生物多様性の保全が図れている区域を、国(環境大臣)が認定する区域のことです。
当活動は、2011年から始まり、毎年春と秋に活動を継続しており今年で14年目を迎えます。
11月9日(土)に実施した今回の活動では、環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの従業員とその家族など、59名の皆さまにご参加いただき、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や登山道の整備を行いました。
「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物で、大分県の準絶滅危惧種に指定されています。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
この地道な活動の継続により、昨年10月、平治岳の一部が環境省より「自然共生サイト」に認定されました。
※「自然共生サイト」とは、民間の取組み等によって、生物多様性の保全が図れている区域を、国(環境大臣)が認定する区域のことです。
この日は、秋晴れで汗をかきながらの登山であり、また、活動中は心地よい気温で絶好の作業日和となりました。
今回の活動場所は、平治岳南側斜面1,500m~1,600m付近です。
参加者の皆さまは、大船林道終点から大戸越まで、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマーおよびシャベル等、作業で使用する資機材をリュックに入れて、湿原そして登山道を約2時間かけて歩いて移動します。
辺り一面ススキに覆われている坊ガツル湿原の中を歩き、木々が色づき始め紅葉が見られる平治岳登山道を登り、適宜休憩を取りながら大戸越に向かいました。
参加者の皆さまは、大船林道終点から大戸越まで、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマーおよびシャベル等、作業で使用する資機材をリュックに入れて、湿原そして登山道を約2時間かけて歩いて移動します。
辺り一面ススキに覆われている坊ガツル湿原の中を歩き、木々が色づき始め紅葉が見られる平治岳登山道を登り、適宜休憩を取りながら大戸越に向かいました。
大戸越に到着し、各班の作業リーダーを紹介しバトンタッチ。
ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれ、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
植生保護班は、ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。
各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切バサミを使って切り進んでいきました。
適宜、作業リーダーが休憩を促し安全に作業しました。
ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれ、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
植生保護班は、ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。
各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、太枝切バサミを使って切り進んでいきました。
適宜、作業リーダーが休憩を促し安全に作業しました。
登山道整備班は、従来工法班を2班と新工法班を1班の3班で構成し実施。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いたミヤマキリシマが踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いたミヤマキリシマが踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置していきます。
過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。
植生保護活動と登山道整備は、皆さまのおかげで無事に約1時間30分で終了。
本活動にご参加いただいた皆様ありがとうございました!!
昨年・一昨年と虫の被害を受けたミヤマキリシマでしたが、今春は見事に開花し鮮やかなピンク色に平治岳を彩りました!!
来春も、平治岳一面にミヤマキリシマが咲き誇ってくれることを期待しています!!
ミヤマキリシマの開花シーズンは5月末から6月初旬ですので、皆さま、ぜひ平治岳に足をお運びください。
昨年・一昨年と虫の被害を受けたミヤマキリシマでしたが、今春は見事に開花し鮮やかなピンク色に平治岳を彩りました!!
来春も、平治岳一面にミヤマキリシマが咲き誇ってくれることを期待しています!!
ミヤマキリシマの開花シーズンは5月末から6月初旬ですので、皆さま、ぜひ平治岳に足をお運びください。