くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2023年8月29日

美しい湿原をみんなで守ろう!! ★坊ガツル湿原で『輪地切り』を行いました★

「輪地切り」の作業風景

「輪地切り」の作業風景

坊ガツル湿原は、毎年春に実施する「野焼き」により灌木や雑木を焼き払い、害虫を駆除し、植物の新しい芽吹きを促すことで、湿原としての環境を維持しています。8月26日(土)、「野焼き」の準備作業である「輪地切り」を実施しました。今回も、地元の自治体や企業・団体で構成された「坊ガツル野焼き実行委員会」と、九電グループの社員・家族などのボランティア132名にご参加いただき、実施しました!
(野焼き作業は危険を伴う作業ですので、参加者の一般募集は行っておりません)

九州電力㈱の中村大分支店長にご挨拶いただきました

九州電力㈱の中村大分支店長にご挨拶いただきました

受付の様子です

受付の様子です

出発式で、事務連絡および注意事項を説明します

出発式で、事務連絡および注意事項を説明します

リーダー・サブリーダーと作業手順についてミーティングをします

リーダー・サブリーダーと作業手順についてミーティングをします

湿原に外来種の種を持ち込まない様に、車のタイヤ洗浄を念入りに行います

湿原に外来種の種を持ち込まない様に、車のタイヤ洗浄を念入りに行います

参加者も同様に外来種の種を湿原に持ち込まない様に、マットを踏んで立入ります

参加者も同様に外来種の種を湿原に持ち込まない様に、マットを踏んで立入ります

「輪地切り」は、毎年春に行う「野焼き」の準備の一つで、野焼きの火が周囲に延焼しないよう防火帯をつくる作業です。参加者は5班に分かれて、防火帯となる湿原の周囲4kmに亘り10mほどの幅を、刈払機を使って草を刈っていきます。
この日は、前日および当日早朝まで雨が降っており、活動時間帯の天候不良を心配しておりましたが、奇跡的に天候が回復した中での活動となりました。参加者の皆さんは各班リーダー・サブリーダーの指示のもと、刈払機で懸命に草を刈り続けたり、刈った草を熊手でまとめたりと、一生懸命取り組んでいただきました。作業中は熱中症にならないように各班リーダーが適宜休憩時間を取り、水分補給も行いました。

作業手順や安全行動についてリーダーから説明

作業手順や安全行動についてリーダーから説明

長く伸びた草を刈っていきます

長く伸びた草を刈っていきます

刈った草は熊手などを使って均していきます

刈った草は熊手などを使って均していきます

周囲を確認しながら安全作業に努めました

周囲を確認しながら安全作業に努めました

Before(作業前)

Before(作業前)

After(作業後)

After(作業後)

みんなで力をあわせた結果、予定どおり約2時間で作業を終了しました。

解散式で坊ガツル野焼き実行員会 弘藏会長からお礼のご挨拶

解散式で坊ガツル野焼き実行員会 弘藏会長からお礼のご挨拶

九電みらい財団 辻代表理事からのご挨拶

九電みらい財団 辻代表理事からのご挨拶

集合写真

集合写真

この日刈った草を乾燥させ焼き払う「輪地焼き」の作業を終えると防火帯の完成です。この「輪地焼き」は9月中旬を予定していますので、こちらも実施後に報告いたします。どうぞお楽しみに!