2023年4月18日
平治岳の『ミヤマキリシマ』植生保護&登山道整備活動を実施しました !!
2023年度の最初の取り組みは、九州電力の社有地でもある平治岳(ひいじだけ)の「ミヤマキリシマ」植生保護活動です。
この「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
4月8日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など75名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
この「ミヤマキリシマ」は九州各地の高山に自生していますが、世界でも九州にしか分布していない希少な植物です。
毎年、5月下旬~6月上旬に花期のピークを迎えますが、一斉に花を咲かせた様は、ピンク色の絨毯のようでとても美しく、迫力があります。
しかし、近年、成長の早いノリウツギ等の樹木に被圧され、くじゅう地域でも少しずつ数が減ってきているようです。
この希少で美しい花を守るため、九電みらい財団では、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する植生保護活動を行っています。
4月8日(土)に実施した今回の活動では、ミヤマキリシマの生育の支障となっている樹木の伐採や、登山道の整備を行いました。地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九電グループの社員とその家族など75名のボランティアの皆さまにご参加いただきました。
この日の朝は、最低気温3℃と寒く、活動中は晴れてはいたものの、強風が吹き荒れる中での活動となりました。
出発式では、くじゅうネイチャーガイドクラブの増田様から登山時の注意事項や準備運動もしっかりとレクチャーして頂きました。
出発式では、くじゅうネイチャーガイドクラブの増田様から登山時の注意事項や準備運動もしっかりとレクチャーして頂きました。
今回の活動場所は、平治岳南峰の1,500m~1,600m付近です。
参加者の皆さまは、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れて、いざ出発です。先月(3月)の野焼きによりまだ焼け跡が残る坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら大戸越(うとんごし)に向かいました。
参加者の皆さまは、ヘルメットや太枝切バサミ、ハンマー、シャベルなど作業で使用する資機材をリュックに入れて、いざ出発です。先月(3月)の野焼きによりまだ焼け跡が残る坊ガツル湿原を通り、休憩をしながら大戸越(うとんごし)に向かいました。
休憩後、各班の作業リーダーにバトンタッチし、ミヤマキリシマ植生保護班と登山道整備班に分かれ、各班の作業場所に散らばり、早速作業を開始!
ミヤマキリシマ植生保護班は、ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、数年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、30分毎に休憩を取りながら太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
ミヤマキリシマ植生保護班は、ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギやアセビの伐採作業を実施しました。今回実施するのは、数年前に伐採したノリウツギ等の株から新たに生えてきた枝を伐採する「芽かき」という作業です。直径1~2㎝前後の枝を太枝切バサミで切ります。
参加者の皆さまは、各班の作業リーダーから実施内容の説明を受け、30分毎に休憩を取りながら太枝切バサミを使って切り進んでいきました。木々が密集したエリアでは身動きがとれず、苦労しながらの作業です。
今回も登山道の整備を実施。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置(従来工法)していきます。
過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。参加者の皆さまにご協力いただきながら作業も無事に完了(従来工法11箇所、タイバックアンカー工法3箇所)することができました。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山道脇に咲いた花が踏み荒らされたり、雨で登山道が崩れたりしないように、木製の板(水切り板)を設置(従来工法)していきます。
過去に設置した水切り板の補修作業に加え、”タイバックアンカー工法”という新たな技術も導入して作業を実施しました。
登山道整備のための資機材(板や杭、ハンマーやシャベルなど)を担いで上がるのはとてもハードな作業です。参加者の皆さまにご協力いただきながら作業も無事に完了(従来工法11箇所、タイバックアンカー工法3箇所)することができました。
作業は約1時間で終了。
参加者は、大戸越(うどんごし)にて、持参したお弁当を食べ休憩したあと、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
今年の春もピンク色のきれいな花が平治岳一面に咲いてくれることを期待しています♪
皆さまもミヤマキリシマの開花シーズンには、ぜひ足をお運びください!
参加者は、大戸越(うどんごし)にて、持参したお弁当を食べ休憩したあと、ゆっくり安全に大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
今年の春もピンク色のきれいな花が平治岳一面に咲いてくれることを期待しています♪
皆さまもミヤマキリシマの開花シーズンには、ぜひ足をお運びください!