2017年11月3日
美しいミヤマキリシマを守ろう! ~平治岳で植生保護活動を実施しました~
くじゅうエリアの春の風物詩であるミヤマキリシマ。この美しい花を守るため、九電みらい財団では平治岳(大分県竹田市)において、地域の皆さまとともに生育の支障となる木を伐採する活動を行っています。
さる11月3日、今回も環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九州電力グループの社員とその家族によるボランティアなど、約90名の方々にご参加いただき、活動を行いました。
さる11月3日、今回も環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九州電力グループの社員とその家族によるボランティアなど、約90名の方々にご参加いただき、活動を行いました。
作業場所は1,600m級の山頂付近!参加者は大船林道終点を出発し、坊ガツル湿原を経由して、約2時間かけて平治岳山頂付近までたどり着きました!
休憩もそこそこに早速ボランティア活動を開始!ミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギの伐採作業を実施しました。ミヤマキリシマを覆っているノリウツギを、各班のリーダーがチェーンソーを使って伐採し、その木をメンバーがノコギリで小さく切りながら進んでいきます。今回は木々が密集したエリアだったので、なかなか身動きがとれず大変でした。
今回も植生保護活動にあわせて、登山道の整備を行いました。春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。登山者が滑ってケガをしたり、登山道脇の草花が踏み荒らされたりしないように、木製の板を階段代わりに設置します。これで雨が降っても滑りにくいはず!
ハードな活動でしたが、空一面に澄み渡る秋の空と美しい紅葉に見守られて、心地よく作業することかできました。
ハードな活動でしたが、空一面に澄み渡る秋の空と美しい紅葉に見守られて、心地よく作業することかできました。
作業は2時間ほどで終了。参加者はお弁当をいただいた後、全員で大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
平治岳や大船山の紅葉は、まさに今が見頃!という感じでした。登山道を歩いていても、赤や橙、黄色に彩られた山々を見ると、つい足を止めてしまいますね。ぜひ、皆さんにもご覧いただきたいと思います。
平治岳や大船山の紅葉は、まさに今が見頃!という感じでした。登山道を歩いていても、赤や橙、黄色に彩られた山々を見ると、つい足を止めてしまいますね。ぜひ、皆さんにもご覧いただきたいと思います。
年内の坊ガツル湿原一帯の環境保全活動はこれで小休止。次回は来年の3月に坊ガツル湿原の「本焼き」を行います。こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに~