100年前から育て、守ってきた「くじゅう九電の森」で森を学ぶ

2016年5月20日

「森の土ってすごい!」~由布院小学校の皆さんに来ていただきました~

5月19日・20日の2日間、大分県由布市の由布院小学校4年生の皆さんを「くじゅう九電の森」に招待し、地球温暖化や森の役割、森の適切な管理などについて、 実験や体験を通じて楽しく学んでいただきました。

当日は、講話で森の役割などを学んだ後、「土壌透水実験(森の土と公園の土に水を流し、どのように流れるかを比較する)」を行い、森が持つ「水源涵養機能(水をたくわえて、ゆっくりと流す役割)」を目で見て実感しました。 子ども達は、「森の土からは全然水が出てこない!」「きれいな水になって出てきた!」「森の土ってすごい!」など、友達と盛り上がった後、何故そうなったのか、一人ひとりが真剣に考え、ワークブックに記入していました。

まずは、森の教室でお勉強

まずは、森の教室でお勉強

森の土のすごさに気付く土壌透水実験

森の土のすごさに気付く土壌透水実験

森のお手入れ「間伐」を体験

森のお手入れ「間伐」を体験

お昼休みに少しだけ川遊び!

お昼休みに少しだけ川遊び!

実験の後は、森の手入れ作業「間伐」を体験。のこぎりを使った作業に悪戦苦闘しましたが、みんなで力を合わせて木を切り倒し、大きな歓声と拍手が起こりました。

午後からは森の中を探検!木の香りや葉っぱの手ざわり、名前の由来などに感心しながら、さまざまな植物について学びました。

清々しい森の中を探検

清々しい森の中を探検

ルーペを使って植物を観察

ルーペを使って植物を観察

森の適切な管理について学びます

森の適切な管理について学びます

間伐材を使って「森のえんぴつ作り」

間伐材を使って「森のえんぴつ作り」

最後は間伐材を使った「森のえんぴつ作り」。堅い木の枝を一生懸命に削り、世界に1つだけのえんぴつが完成しました!
財団として初めての活動であり、スタッフはドキドキでしたが、子どもたちの笑顔に助けられ、無事に全てのプログラムを終えることができました。

みんな、また遊びに来てね!

みんな、また遊びに来てね!

【当日のプログラム】10:00~15:00
午前 森の講話
土壌透水実験 
・地球温暖化の現状や森の役割等について学ぼう!
・森の役割「水源涵養機能」について実験しよう!
林業体験 ・間伐の必要性と手法を学ぼう!
・間伐作業を体験しよう!
昼休み 昼食、川遊び
午後 森林観察 ・森の中を散策しながら、生物多様性や木の生長について学ぼう!
森の工作 ・間伐材を使って、「森のえんぴつ」を作ろう!

前のページへ戻る