2017年4月18日
チームワークで木のベンチ作り!~福岡市立福岡中学校の皆さんに来ていただきました~
平成29年4月18日、福岡市立福岡中学校の皆さんを「くじゅう九電の森」に招待し、森の役割、森の適切な管理や地球温暖化などについて、 実験や体験を通じて楽しく学んでいただきました。
この日は、中学校に入学したばかりの1年生49名が参加!
自然を大切にする心に加えて、「チームワーク」を養う体験プログラムを実施しました。
「林業体験」では、森を適切に管理することの大切さを学んだあと、広葉樹の間伐作業を行いました。
「林業体験」では、森を適切に管理することの大切さを学んだあと、広葉樹の間伐作業を行いました。
細長く伸びた広葉樹を間伐し、運び出す作業はとても大変そうでしたが、みんなで協力し合って作業する姿は、頼もしかったです。
光合成で蓄えられた炭素は木材として使うことによって固定されることを学んだあとに、自分たちで切った木を使ってベンチを作りました!
班のメンバーで協力して、必要な長さに木を切り揃えたり、「カスガイ」でつないだりする作業を行い、立派なベンチが完成!
完成後は、自分たちで作ったベンチに座って、班ごとに記念写真を撮りました!(写真では、ベンチがあまり見えませんが・・・)
この日作ったベンチは、今後「くじゅう九電の森」で大切に使わせていただきます。
福岡中学校の皆さん、ありがとうございます!
この日作ったベンチは、今後「くじゅう九電の森」で大切に使わせていただきます。
福岡中学校の皆さん、ありがとうございます!
この他にも、「森の講話」と「土壌透水実験」で、地球温暖化の現状や原因、森の役割を学んだり、「森林観察」で「くじゅう九電の森」の春の植物を観察しました。
後日、ご提出いただいたアンケートには、「今までは環境問題にはそれほど興味はなかったけど、もっと知りたいと思うようになった」「自分の大切な物を守るくらいの気持ちを持たないと、森や木を守れないと思った」「学校で環境問題を学習をしたときは、『そうなんだ』という気持ちにしかならなかったが、今日の体験学習によって、自然に興味を持ち、大切にしようと思うようになった」など、たくさんの嬉しい感想が書かれていました。
わたしたちの環境学習に参加いただいた子どもたちが、「くじゅう九電の森」での学習を通じて、環境問題について考え、自然を大切にしたいと思ってもらえることは、なによりの喜びです。
平成29年度もたくさんの子供たちに「くじゅう九電の森」へお越しいただき、自然を学び、体験していただく予定です。
本年度も、スタッフ一同、ますます頑張ります!
【当日のプログラム】9:45~14:20
午前 | 森の講話 土壌透水実験 |
・地球温暖化の現状や森の役割等について学ぼう! ・森の役割「水源涵養機能」について実験しよう! |
森林観察 | ・森の中を散策しながら、生物多様性や木の生長について学ぼう! | |
昼休み | 昼食 | |
午後 | 林業体験 | ・間伐の必要性と手法を学び、間伐作業を体験しよう! |
森の大工作 | ・森の役割「炭素の固定」について学び、林業体験で間伐した木を使ってベンチを作ろう! |