2016年11月3日
美しいミヤマキリシマを守ろう! ~平治岳で植生保護活動を実施しました~
くじゅうエリアの春の風物詩であるミヤマキリシマ。
この美しい花を守るため、11月3日に平治岳(大分県竹田市)において、ミヤマキリシマの生育の支障となる低木を伐採する活動を行いました。
今回は、環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九州電力グループの社員とその家族によるボランティアなど、約70名の方々にご参加いただきました。
この美しい花を守るため、11月3日に平治岳(大分県竹田市)において、ミヤマキリシマの生育の支障となる低木を伐採する活動を行いました。
今回は、環境省や地域の団体等で構成する「平治岳の自然を考える会」メンバーや九州電力グループの社員とその家族によるボランティアなど、約70名の方々にご参加いただきました。
参加者は大船林道を出発し、坊ガツル湿原を経由して、約2時間かけて平治岳山頂付近に到着。
今年の秋は暖かかったせいか、春を待たずに萌芽したミヤマキリシマを発見しました!
今年の秋は暖かかったせいか、春を待たずに萌芽したミヤマキリシマを発見しました!
その後、4班に分かれてミヤマキリシマの植生を脅かすノリウツギの伐採作業を実施。
あたり一帯を覆っているノリウツギを各班のリーダーがチェーンソーを使って伐採し、その木をメンバーがノコギリで小さく切りながら進んでいきました。
あたり一帯を覆っているノリウツギを各班のリーダーがチェーンソーを使って伐採し、その木をメンバーがノコギリで小さく切りながら進んでいきました。
当日は植生保護活動のほか、登山道の整備活動もあわせて行いました。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。
皆さんが滑ってケガをしたり、登山道脇の草花が踏み荒らされたりしないように、木の板を設置して水はけのよい階段を設置しました。板を固定するために鉄製の杭を打ち付けるのですが、地中の硬い岩に阻まれるなど、思うようにいかず苦労する場面も。
春から秋にかけて多くの登山客が訪れる平治岳。
皆さんが滑ってケガをしたり、登山道脇の草花が踏み荒らされたりしないように、木の板を設置して水はけのよい階段を設置しました。板を固定するために鉄製の杭を打ち付けるのですが、地中の硬い岩に阻まれるなど、思うようにいかず苦労する場面も。
当日は気温こそ低かったものの、空一面に澄み渡る秋の空に見守られて、心地よく作業することかできました。
作業は2時間ほどで終了。
参加者はお弁当をいただいた後、全員で大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
坊ガツルまで下りてくると「ああ、やっと帰って来た~」という気持ちになるから不思議ですね。
作業は2時間ほどで終了。
参加者はお弁当をいただいた後、全員で大船林道終点まで引き返して、活動を終えました。
坊ガツルまで下りてくると「ああ、やっと帰って来た~」という気持ちになるから不思議ですね。
今年は、例年より紅葉の時期が遅れていると言われるくじゅう連山ですが、平治岳や大船山には見事な紅葉を見ることができました。ぜひ、皆さんにもご覧いただきたいと思います。
8月から続いた、坊ガツル湿原一帯の環境保全活動もこれで小休止。
次回は来年の3月に坊ガツル湿原の「本焼き」を行います。
こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに!
8月から続いた、坊ガツル湿原一帯の環境保全活動もこれで小休止。
次回は来年の3月に坊ガツル湿原の「本焼き」を行います。
こちらについても、またご報告いたしますので、お楽しみに!